タジキスタン共和国

1.面積

約14万3,100平方キロメートル(日本の約40%)(出典:CIS統計委員会)

2.人口

820万人(2013年:国連人口基金)

3.首都

ドゥシャンベ(Dushanbe)

4.民族

タジク系(84.3%)、ウズベク系(12.2%)、キルギス系(0.8%)、ロシア系(0.5%)、その他(2.2%)

(タジキスタン共和国統計庁)

5.言語

公用語はタジク語(イランのペルシア語やアフガニスタンのダリー語などとともにイラン語派の西方方言群に属する。現在タジク共和国で使用されているタジク語北西方言は、ウズベク語などテュルク諸語との接触により文法や語彙の面で大きな影響を受けている)。ロシア語も広く使われている。

6.宗教

タジク人の中ではイスラム教スンニ派が最も優勢。パミール地方にはシーア派の一派であるイスマーイール派の信者も多い。

タジキスタン共和国、またはタジクアオスタ、通称タジキスタンは、中央アジアに位置する共和制国家。首都はドゥシャンベ。旧ソビエト連邦から独立した。南にアフガニスタン、東に中華人民共和国、北にキルギス、西にウズベキスタンと国境を接する。

国名

正式国名はJumhūrī-i Tājīkistān。読みは、ジュムフーリーイ・トージーキストーンあるいはジュムフーリーイ・タージーキスターン。通称は、Тоҷикистон 。

公式の英語表記は、Republic of Tajikistan。通称、Tajikistan。

日本語の表記は、タジキスタン共和国。通称、タジキスタン。

国名は、タジク人の自称民族名(タージーク、トージーク)と、タジク語で「~の国」を意味する -истон の合成語である。タジク(ペルシア語ではタージークtājīk)の語源は明らかではないが、中国の唐朝がイスラム帝国を指した「大食」(タージー)と同じで、元はペルシア語で「アラブ人」を意味した語で

あると言われ、のちにアラブ人からイスラム教を受け入れたペルシア・イラン系の人々のことを指すようになったとの俗説もあるが根拠はない。タジク語では「王冠」を意味し、単純には「冠の人たちの国」となり、現在タジキスタン国内で国名の由来を説明するときに用いられる通説である。

政治

エモマリ・ラフモン大統領

政治体制

タジキスタンの政体は共和制をとる立憲国家である。現行憲法は1994年11月に採択されたもの。

行政府

国家元首として強大な権限を憲法により保障されている大統領は、国民の直接選挙で選出され、任期は7年と長い。首相を任命する。副大統領職は無い。

内閣に相当する閣僚評議会のメンバーは、最高会議の承認のもとに大統領が任命する。

立法府

立法府は二院制の最高会議(マジリシ・オリ)で、国民議会(上院、マジリシ・ミリー)と人民代表議会(下院、マジリシ・ナモヤンダゴン)で構成される。国民議会は33議席で、うち25議席は地方議会による選出枠、残りは大統領が任命する。人民代表議会は63議席で、その内、41議席は小選

挙区制、22議席は比例代表制で選出される。両院とも任期は5年。

2010年2月28日には下院選挙が行われた。

政党

主要政党には大統領エモマリ・ラフモン(2007年4月14日、ラフモノフから改名)率いるタジキスタン人民民主党、旧ソ連時代の政権党であったタジキスタン共産党、そしてイスラム主義の宗教政党タジキスタン・イスラム復興党の3つがある。この3党は、比例代表制での5%障壁を超えることができた。タジキスタン人民民主党以外は野党つまり反政府派であり、当初の和平協定では反政府派に政府閣僚級ポストの5%が所定枠として当てられ、「民主的国家」を目指すことになっていたが、2006年11月の大統領選挙で現大統領が再選すると野党反政府派は主要ポストからほぼ退かされた状況にある。

司法

最高司法機関は最高裁判所で、その裁判官は大統領が任命する。